2019年5月18日(土)にZEPP NAGOYAで、くるりのライブを観た。
METROCK2015で観て以来のくるりのライブ。4年ぶりか、久々ですね。かつ、彼らをワンマンで観るのは初めてということで、とても新鮮な気持ちでライブを観ることが出来た。
すっと耳に入ってくる良質なポップソングを奏でたかと思えば、「どこのプログレバンドだ?」と思うほどスキル的に難しい楽曲を披露したりする。
この振れ幅が彼らの魅力の一つであることを、強く実感したライブだった。
特に後者の楽曲達は音源で聴くと「よく分からん・・・」と思っちゃうことが多かったけど、生で聴くと良い。有無を言わせない凄さがある。「音で殴る」っていう表現が正しいかは分からないけど、そんな感じでしたね。
音源で聴いてピンと来なかった楽曲が、ライブを経て自分の中で大事な存在になっていくことは度々あるけど、今回のライブでもそうなりそうな曲がいくつかあった。
ライブを通して印象的だったのは、サポートで入っていたクリフ・アーモンドのドラム。
スネア一発が、バスドラ一発がそれぞれパワフルで、聴いていてめちゃくちゃ気持ちいい。彼のドラムによって、音源からパワーアップしている楽曲がいくつもあった。
あと、サポートギターの松本大樹の長尺のギターソロも良かったなあ・・・。
要するに、今回の編成のくるりは今まで観た中で一番かっこよかったということです。エネルギッシュで素晴らしかった。