2019年6月30日(日)に名古屋ell FITS ALLで、LUNKHEADのライブを観た。
前作のアルバムツアーで観て以来のLUNKHEAD。当初は今回のライブを観るつもりは無かった。しかし、ボーカルの小高さんが書いたブログを読んでいてもたってもいられなくなり、名古屋で観ることにしたのである。
Twitterの音楽好きの間では、少なからず話題になったあのブログだけど、バンドマンの内情をオブラートに包まずさらけ出す辺りが小高さんらしいなと思った。1stフルアルバム収録の「白い声」の歌詞を思い出すと胸に迫るものがあるんですよね。
本当は誰かに伝えたくて
叫びたくて わかってほしくてそういう気持ちを隠すことが
強さだとずっと思っていたんだ
「この曲に救われた自分が今度は彼らを救う番だ」と仰々しく言えるほどでは無いが、少しでも彼らの手助けになればと思ってライブに足を運んだ。
で、ライブの感想なんだけど「かっこよかった」です。彼らのライブを観て「かっこよくなかった」と思ったことは今まで一度も無いんだけど、今回も期待を裏切らない。いわゆる気取ったかっこよさじゃなくて、自然体なんですよね。生々しさがあるかっこよさ。
個人的には。1曲目からグッと来ました。すごい好きなんですよね、あの曲。
(セトリを知りたい方はTwitterのバンド公式アカウントがツイートしてますので、そちらをご覧ください)
あと、pulsequal収録曲はライブで映えることを確認できた。「アウトマイヘッド」がアンセムになっててやはり強い曲だなと。新しい曲がアンセム化していくのは、バンドが続くうえ大事だと思うので、良い傾向ですね。
「SHIBUYA FOOT」も生で聴くと迫力増して良い。彼らの確かな技術と培った経験を感じられた。
彼らは今のバンドの状態を「崖っぷち」と言っていたけど、なんとか乗りきってこの先も活動してほしいとライブを観て心底思った。まずは、ツアーファイナルのリキッドルームが素晴らしい結果になることを願っています。