2019年8月17日(土)に開催されたSUMMER SONIC 2019 TOKYOを観てきた。
2年振りにサマソニに参加した。前回は大阪に観に行ったけど、今回は幕張の方へ。
以下、観たアクトの感想。
Official髭男dism SONIC STAGE 11:40~
2週間前にROCK IN JAPANで観たけど、再び。
セトリはほぼ一緒だったけど、やはりこのバンドは地力を持っているなと。
ボーカルが抜群に上手い。周りで観ていた方からも、絶賛の声が挙がっていましたね。
これから更に大きな存在になっていくのは間違いなさそう。
THE INTERRUPTERS MOUNTAIN STAGE 13:25~
ロサンゼルスで結成のバンド。初めて観る。
とにかくボーカルAimee Allenのハスキーなボーカルが印象に残った。国内だとGLIM SPANKYのボーカルに近い声質。
そんなボーカルが歌うスカパンクは、中々新鮮だった。圧倒的に楽しいライブではあるんだけど、どこか寂しさも漂う感じがするんですよね。
いま世界中で人気になっているBillie Eilishの「Bad Guy」をスカアレンジ披露したのが個人的にはハイライトでした。
TOM WALKER SONIC STAGE 14:10~
今年リリースのデビューアルバムがUKチャートで1位を記録した注目株。こちらも初めて観る。
アーティスト写真を見て、アコギ片手に弾き語りをする実力派シンガーだと勝手にイメージしていた。
実際聴いてみると鳴っていたのは、アリーナあるいはスタジアムで鳴っていても違和感ないようなスケールのでかいサウンド。そしてソウルフルなボーカル。
これは新発見。デビューアルバムしっかり聴かないとなと思いました。
ZEBRAHEAD MOUNTAIN STAGE 14:40~
サマソニでお馴染みのバンドだが、初めて観る。
1曲目が「Rescue Me」だったんだけど、この曲は昔よく聴いていてすごい懐かしく感じました。10代の頃が蘇ったよ。
日本のファンに愛されているバンドだなと。本人達も盛り上げ方を完全に熟知している感じがした。
E-Girlsの「Follow Me」のカバーが思いの外しっくりきていたのが印象的。めっちゃ良い曲に聞こえた。
RANCID MARINE STAGE 15:35~
90年代に大活躍したパンクバンド。初めて観る。
ステージ移動の関係で半分ぐらいしか観ることができなかったけど、往年のファンがかなり盛り上げてましたね。
彼らを観る事が出来て心底嬉しそうなファンを終演後何人も観ました。
ただ暑すぎて、演奏中の記憶はあまり残っていないのが正直なところです・・・。
MAN WITH A MISSION MARINE STAGE 16:55~
フェスで何回も観たことがある。2年前のサマソニ大阪でも観た。
後述しますが、次のRADWIMPSとはある意味対照的なライブをやっていて、興味深かった。
フェスを文字通りお祭りと捉えて、コラボを総動員したのが彼ら。
TAKUMA(10-feet)、ZEBRAHEAD、東京スカパラダイスオーケストラ、Patrick Stump(Fall Out Boy)、そして布袋寅泰。
前3組は予想できた(同日に出演のため)が、Patrick Stumpと布袋寅泰は予想外だったので興奮しました。
代表曲もやりつつ、普段演奏する機会が少ないコラボ曲もやったので、バランスのとれたセットリストに結果的になった。
初めて観た人も、何回も観た人も楽しめるライブだったと思う。
RADWIMPS MARINE STAGE 18:15~
フェスで1回、ワンマンで1回観たことがある。2年ぶりに彼らを観た。
MAN WITH A MISSIONがフェスのためにサプライズを用意してきたのに対し、普段着でやってきたのがRADWIMPS。
昨年リリース「ANTI ANTI GENERATION」ツアーの最中の彼ら。そのモードでというライブなんだろう。ツアーに参加していない自分としては、満足のいくライブだった。「愛にできることはまだあるかい」を聴けたし。
フェスだからといって特別なことはせずに、いまのバンドの状態をそのまま見せる。それもまた一つのやり方だろう。理解は出来る。
ただ、いまやっているツアーに参加した人はどういう感想なのか気になった。ツアーのセトリを見たんだけど、完全にそれの短縮版セトリだったので。
RED HOT CHILI PEPPERS MARINE STAGE 19:45~
この日のヘッドライナー。初めて観る。
最初に言っておくと、この日のベストアクト。めちゃくちゃかっこよかったですね。
軽くジャムかましてからの「Can't Stop」にまず痺れた。ギターリフが入ってくる瞬間あるじゃないですか。思わず拳突き上げて絶叫しましたからね。
そこから「Scar Tissue」、「Dani California」、「Around the World」、「Californication」、「Under the Bridge」、「By the Way」、「Give It Away」など代表曲を連発。
「ファンキーとはこの人のためにあるのか」という言葉出てくるFleaのベースプレイ。最初から最後までパワフルなChadのドラム。表現豊かなJoshのギター。少し声が苦しい場面もあったが、動き回りながら歌う姿はやはりかっこいいAnthony。
音源では伝わりきらない熱量が確かにあった。
ここで鳴っている音楽は自分の人生において、忘れられないものになるはずだと確信した。そこに理由めいたものは無い。ただの直感。
要は最高の夜。ありがとう、RED HOT CHILI PEPPERS。
Red Hot Chili Peppers - Can't Stop (Offical Music Video)